神融心酔

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

北京2015 その1 プロローグ


25年ぶりに北京に行ってきました。
思えば北京は若いころの自分にとって節目になる時期にいつも訪れています。

最初は1980年。初めての海外旅行で降り立ったのが北京でした。
次は1984年。会社勤めで最初の出張でした。
三回目は1987年。台湾留学の最後の記念に大陸旅行した時に訪れています。
四回目は1988年の出張。天安門事件の前年度でした。
五回目が1992年。この出張を最後に離職したので、その後しばらく中国に行く機会はありませんでした。

25年ぶりと話すと北京は変わったでしょう?と皆さんに聞かれます。
確かにビルが立ち並ぶ街並みの変化は目を見張るものがありますし、
自転車風景がそのまま自動車風景に様変わりして渋滞がすごいことにもビックリでした。
空気の悪さのせいか、終始もやがかかったような天気も経験したことはありません。

それでも私にとって、北京の印象は実はそれほど変わっていません。
道が広くて建物が大きいことも昔からですし、
北の人たちの体格の良さ、落ち着いて実直な雰囲気、
南に比べると少々朴訥としてかしこまったイメージはそのままでした。

北京に来ると、静かだけれど内にパワーを秘めたような潜在力とスケールの大きさを感じます。
今回は特に中国茶を背景にしてChinese Dreamがうねりを見せているのを実感しました。
それは中国茶の茶葉産業とは異なるウェーブです。
文人文化の復興と共に、政治や経済とも絡み合ってサロン化しつつある世界も垣間見えます。
日本の戦国時代に茶の湯文化が花開いたように、
これからの中国は茶をコミュニケーションツールとして発展させていくかもしれません。

訪れるたびに刺激をくれる北京ですが、
今回もいろいろなことを感じ、学びました。
うまく文字にできるかわかりませんが、
少しずつしたためながら自分でも確認していきたいと思います。


追記:25年じゃなくて23年ぶりだろーって突っ込みたくなりますよね。
   ブログを書くにあたってちゃんと考えて数えてみたら、23年ぶりでした。
   でも北京では至る所で「25年ぶり」を連発してしまったので、そのまんまで(笑)。