
昨年12月に台北に旅行したときに
『tea 茶雑誌 2013 秋季號』を購入しました。
「人澹如菊」のEvaさんの投稿記事が出ているので買ったのですが、
なかなか見応えのある雑誌でした。
台北の麗水街に事務所のある、華藝文化事業有限公司の発行で
罐子茶書館と同じ系列です。
Evaさんの記事は去年の夏、滋賀~京都訪問の際に
京都で滞在した「好日居」のことを綴ったもの。
店主横山さんのもてなしに感動されたお話です。
とてもいい記事でした。
この雑誌、季刊で三冊目なのでご覧になった方も多いかもしれませんが、
最近の台湾茶藝の方向性をよく表わしている内容になっています。
茶席や茶器の写真も豊富でとても綺麗。
茶会の記事は景徳鎮や蘇州など、大陸での開催を取り上げているものが多く、
台湾茶藝関係者の向いている方向というものが見えてきます。
驚くのはその広告です。
台北、上海、北京の骨董店のものがほとんど。
それもかなり洗練されたレイアウトです。
特集記事は東京中央オークションや正倉院展などもあり、
日本の古物市場を見据えた顧客向けの内容です。
表紙の金瓶は東京中央オークションの目玉商品。
オークション自体が中華圏の顧客を意識したものなので当然と言えば当然ですが。
この趨勢は台湾茶藝の広がりの中の一つの方向であって、
それだけ多様化したのだと思うのですが、
最近の老茶ブームや古物至上主義、
そして精神世界に傾倒しことさらにそれを強調する茶人が増えたことは
台湾の茶文化にとってプラス方向なのかどうか?
少し客観的に見てみたいと思っています。
※この雑誌、日本で購入できるかどうかは調べていないのでわかりません。
台湾、北京、上海の罐子書館で取り扱っています。
台北では「人澹如菊」「誠品書局」「金石堂網路書店」に置いています。
ご訪問ありがとうございます。

にほんブログ村