
茶壺天堂の菜津子さんのプーアール茶講習会第4回目が終了しました。
今回はプーアール茶の養生について。
プーアール茶は置けば置くほど美味しくなる、とよく言われますが、
ただ置けばいいというものでもありません。
どこにどう置かれていたかでその後の成長がだいぶ変わってきます。
雲南省の生産者から出荷され、香港などの茶商に引き渡された後、
それぞれの茶商は倉庫に一定期間保存することによって
より飲みやすく美味しくなるよう「養生」させます。
とは言え、茶商によっても管理のしかたは大きく異なります。
2000年代半ばのプーアール茶ブームの時には未経験のにわか茶商もたくさん出現し、
とんでもない「養生」をして売られていたプーアール茶もあったと言います。
講習会では倉庫のある地域の違い、倉庫の環境の違い、
置いてからの管理の違いなどを教えていただき、
実際に倉庫でしっかり2年管理されて販売されたもの、
倉庫には一度も入らずに出荷されたもの、
かなりいいかげんな管理で養生されたと思われるものなどを飲み比べ、
その味の特徴の違いなども味わってみました。
また、番外編としてプーアール茶膏(写真右)も飲ませていただきました。
最近雲南省の工場でいろいろと開発されているようで、
大量のプーアール茶を煮込み、硬い飴状に固めたものです。
このままお湯に溶かせばOK。
茶膏は清の時代には宮廷へ献上する薬剤として精製されていたそうで、
その復刻版とも言えるのでしょうか。
味のほうはいまひとつパンチを感じられないのですが、
いつでもどこでもすぐ飲めるインスタントプーアールとしてはなかなか面白いかも。