神融心酔

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

万能の急須ひとつあれば・・


先日、本屋さんでふと手に取った本、

 お茶ほど楽しいことはない―とっておきのお菓子も焼いて 
 大原照子著(文化出版局

目に留まったのは、「ポットは一つでいい」の一言。
そうなんだよね、基本的には使い勝手がいいポットが一つあれば、
日本茶だって中国茶だって紅茶だって、ハーブティーだって飲める。
(ただし、上記の本では中国茶のいれ方のページは
茉莉花茶のことが中心になっていて
青茶や黒茶には応用できないのではないかなーと思ったりもする。
それに、茉莉花茶を洗茶するって、どーなんだろう?)

最近は急須が家にないという人も結構いるし、
お茶と言えば、ペットボトルをまず思い浮かべる子供の多いこと。
リーフから淹れるお茶の美味しさを知らない人も増えているようだ。

中国茶好きの人たちは別として、
初めて家で中国茶をいれるという人たちは、必要な茶器は
茶壷だ、蓋碗だ、聞香杯だ、とあれこれ唱えられたら
面倒で嫌になってしまうかもしれない。
どんなお茶でも急須がひとつあれば十分なのだということも
今更だけど、本当なんだよね。


大原照子先生は、まだ私が20代の頃、何かの雑誌に
「型がいらない、スプーンで落とすクッキーの作り方」を書いていらして、
ものぐさな私にはまさに天から降ってきた福音のように思えたことがある。
イギリス仕込みのシンプルライフスタイルは、憧れである。