神融心酔

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

中国茶の名前は覚えにくい?


中国茶の名前って四字熟語や五言絶句みたいで綺麗ではあるのだけれど、
覚えるのにはすこぶる苦労する。
私は未だに「太平猴魁」(写真)の漢字が空で書けまへん!

中国語専攻だったくせに・・と言われそうだけれど、
日本語読みで覚えるのが中途半端に障害になっているような気もする。

龍井や碧螺春や烏龍茶は
ロンジン、ピロチュン、ウーロンチャ、と中国語読みが定着して
イメージも涌きやすいけれど、
タイヘイコウカイと言われたって、日本語ではあまり使わない漢字だし、
なかなかイメージが定着しないんだよね。

カクさんと言われても、郭さんなんだか、赫さんなんだか、角さんなんだかわからないみたいな(違うか?)。



余談になるけど
(ここから長い。思い出話を書くようになったのは年のせいだな。)
最近中国語を学びたいと友人に相談されることが何回かあって、
その時に話すのは、まずとにかく発音をしっかり最初にマスターすること、
そうすれば中国語の学習は案外ラクだ、と言うこと。

発音を身体に叩き込んで、日常使うイディオムをリズムでつかむ。
あとの単語は一文字一文字の漢字の読み方を覚えれば、
日本人の私たちにはかなり有利だ。

例えば先ほどの「太平猴魁」の「猴」の字は発音が「hou」の二声であることは決まっている。
つまり、「タイヘイコウカイ」の「コウ」の字の書き方を聞いた場合、
ある程度中国語を知っている人なら
「猴子=houzi(サルの意)」のhouの字だと言われれば書いてもらわなくてもわかるんである。

そうは言ってもその発音をマスターするのがなかなか難しい。

昨日、たまたま大学の同級生からメールをもらったのだが、
思い出話で彼女は大学一年の時に教授に「あなたは南方系の発音ですね」と言われたということが話題に出た。

南方系と言われるということはまずは巻き舌の発音ができてない、
そして四声がめちゃくちゃだ、ということらしい。
(共通語である普通話は北京語が元となっており、
高低アクセントが四種類あり、それを「四声(Sisheng)」と呼んでいる。)

声調というものに慣れない日本人にはまず最初の壁がこれなのだ。
まあ、同じ中国国内でもそれこそ南方の人は普通話の発音を全く無視した声調で話してくれるので、
日本人が学校で習うような四声で話す中国人は少ないと言ってもいいかもしれない。
でも、自分が話すときにはやはりちゃんとした四声で話さないと通じにくいからね。

彼女とメールしていてもうひとり同級生のことを思い出した。
彼はイケメンでスポーツも万能だったけれど、中国語の導入で苦労していた。
中国人教授の会話授業で「ニーハオ(你好)」と言われ、「ウォーハオ(我好)」と返した逸話が残っている。
(「ニーハオ」は挨拶なので、普通は「ニーハオ」と返すんである。)
それでも卒業後は大手商社に入り、バリバリの営業で中国の駐在経験も長い。
誰でも最初は苦労するけれど、何とかなるものだ。

とは言え、私は第三外国語の授業のフランス語を二日で挫折したんだった。
偉そうなことは言えません、はい。