神融心酔

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

千両茶


久々にXiangLe中国茶サロンの「おいしい中国茶を飲む」コースに顔を出させてもらいました。
やっぱり淹れていただいたお茶は美味しいなぁ。極楽、極楽。

茶譜のラストを飾ったのがこれ。
千両茶 50年陳年。
50年ものですよー。さすがに私はまだ生まれてません(笑)。

湖南省安化で作られ、直径20~30センチくらい、長さ150~160センチの円柱形をしています。
陳年物が出回った時に多くが台湾に運ばれたようで、台北の茶館やお茶屋さんに行くとディスプレイされているのをよく見かけます。

千両茶は重さが千両(36kgほど)あると言うことから付けられた俗称で、花巻茶、花磚茶と言われます。
昔は家畜に運搬させるのに便利な形だったわけですが、輸送事情も変わってきて、大き過ぎて扱いにくいこともあり、1958年ごろからレンガ型で生産されるようになったとか。
懐古趣味からか最近はまた大きいものが作られているようです。

味のほうはと言いますと、何とも不思議なまるで漢方薬のような風味があります。
のど越しはよく、後味の甘さはびっくりするほど。
体の隅々まで浸透するような感覚。ポカポカとしてきます。

見た目はまるで朽ちた木の断片。
千両茶一本購入したら、一生分飲めそうですね。